この記事をお読みの方は、
- 富士ソフトに興味があるが、ブラック企業という噂が気になる
- 富士ソフトの離職率を知りたい
- 実際の評判を知りたい
- 富士ソフトに入っても大丈夫?
上記のように考えているのではないでしょうか。
この記事では、IT大手で多くの人が憧れる富士ソフト株式会社の、ブラック企業という情報について実態をご紹介します。
結局、おすすめの就活エージェントは?
人気ランキングでは、1位の『jobspring』と、2位の『キャリアチケット』が3位以下を大きく引き離した2トップでした。
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富士ソフトはブラック企業?評判をまとめてみた
富士ソフトとはどんな会社なのでしょうか。
さらにブラック企業という噂について、口コミの評判を見ていきましょう。
富士ソフトはどんな会社?
富士ソフト株式会社とは、神奈川県横浜市に本社がある大手IT企業です。
グループ全体の社員数は1万人以上で、業務系システムの開発や通信機器の販売も行っている上場企業。
売上高は年々右肩上がりで、2019年12月期は売上高2310.7億円でした。
2020年の売上高は2380億円にのぼると予想されており、順調な業績です。
これだけ安定した大企業なら、待遇はかなり良さそうな印象を受けますね。
富士ソフトの口コミと評判
実際に富士ソフトの評判を見ていきましょう。
「基本的に定時退社できる」
という口コミがありました。
残業が月40時間を超える場合は申請が必要なので、労働時間がきちんと管理されているとわかりますね。
一方で、以下のような口コミもありました。
・産休を取れず退職した女性がいた
・プロジェクトによっては休日出勤や深夜残業がある
・下請けばかりやらされる
やはり客先や案件によって状況がバラバラのようです。
本社勤務と違い、別の企業に派遣される「客先常駐」の場合、客先が求めればそれに応じざるを得ません。
下請けばかりだとすれば、労働環境は悪い場合が多く、産休も取れないほどハードな現場の可能性もあります。
ただしブラック企業と噂されたためか、本社の労働環境は改善されたようで、新入社員の評判は総じて良いものばかりでした。
富士ソフトの離職率
「就職四季報総合版2021年版」では、富士ソフトの3年以内の離職率はわずか15%。
平均離職率が32%ですから、かなり低いですね。
しかし3年前のデータでは、富士ソフトの離職率は35%でした。
かなりの改革を行い、離職率を減少させたことがわかります。
富士ソフトがブラック、最悪と言われる理由3つ
富士ソフトがブラックと言われた時期は、2017年ごろまででした。
状況が改善されたとはいえ、今でもブラック企業という印象を抱いている人もいるでしょう。
なぜブラック企業と言われたのか、3つの理由を見ていきます。
仕事内容:激務の噂については?
2017年時点での口コミには、
「人手不足なのに、案件だけ大量にとる必要があった」
というものがありました。
1人当たりの負担が大きく、かなりの残業をさせる状況が続いていたのです。
結果、大量に採用しては大量に離職するという、悪循環が生じていました。
現在は残業時間こそ改善されましたが、大量採用は続いており、比較的入りやすい大手企業とされています。
人間関係:パワハラはあるのか?
かつての富士ソフトの口コミによく見られるのが、「感情論」や「根性論」という言葉。
昭和気質の上司が多かったのか、気合で乗り切ろうという風潮があったようです。
精神的に強い人でないと、かなりきつい現場だったことがうかがえます。
給与面:平均年収は?
2020年時点で、平均年収はおよそ600万円で、新入社員だと360〜460万円ほど。
短大卒で初任給22万円なので、IT業界の中でも好待遇と言えます。
昇格すれば着実に昇給できる制度のようですが、女性では役職に就きにくいという声も見られました。
富士ソフトに新卒入社したい就活生が注意すべき点
富士ソフトに入社したい就活生向けに、注意点を挙げていきます。
富士ソフトに限らず、IT業界を志望するなら知って損はない内容なので、参考にしてみてください。
年収など給与水準だけで選ばない
富士ソフトは大手で業績も好調のため、待遇はかなり良いです。
しかしそれだけで入ってしまうと、希望部署に入れなかった場合にはミスマッチが起こります。
昇給も昇格しないと見込めないので、とくに女性は注意が必要なのが現状です。
プロジェクトも開発から製造、販売などさまざまなので、自分がやりたいことを明確にして、それができるか確認しましょう。
常駐先の企業を把握しておく
富士ソフトそのものの労働環境は改善されましたが、常駐先の状況までは改善しにくいのが現状。
社員の人数も多く、常駐先から本社にSOSを求めても聞き入れられない可能性も高いです。
常駐先の環境が良い場合がほとんどとはいえ、トラブルを防ぐためにも詳細を確認しておきましょう。
現役社員の声を聞く
何よりも会社のことを知り尽くしている現役社員に話を聞きましょう。
OB/OGで富士ソフトに入社した人へアポをとって、可能であれば別部署にいる複数の先輩から話を聞けば、より実際の雰囲気をつかめます。
規模が大きい会社だからこそ、配属される可能性のある部署を把握しておきましょう。
富士ソフトはブラック?やばい?評判を調査したまとめ
富士ソフトの実態を見てきましたが、ブラックだと感じる人が多いのは、かつての激務や昭和的気質によるものでしょう。
現在は離職率も低く、給与も高くなっています。
ただし規模が大きく、希望の部署や常駐先に行けなかった人は、ブラックと感じるかもしれません。
ミスマッチを防ぐために、OB訪問などで積極的に情報を集められるなら、視野に入れてみると良いでしょう。