大学生にもなれば、メイクを毎日しているという方も多いことでしょう。
でも、毎日のことなのに、ついワンパターンになってしまったり、なかなか上手にできなかったり…。
普段のメイクもまだまだなのに、それが就活の場におけるメイクとなれば、更に難しく感じる人も多いはず。
今回は、メイクが苦手な人にも分かりやすく、パーツごとに就活メイクのポイントを押さえていきます。
就活用ベースメイク
素肌がきれいに見えると、健康的な魅力がより伝わりますよね。
就活では、顔を隠さずに出すことも重要なので、必然的に肌が見えやすくなるでしょう。
ベースから、しっかり整えたいところです。
ポイント1:メイク前にしっかり保湿
保湿されていない肌に乗せたメイクは、汗やテカリによって崩れやすくなります。
電車移動や、1日に何度も面接が続くような時、メイク直しを頻繁にするのが難しいこともあります。
まずは、化粧水、乳液など、日ごろ使い慣れている基礎化粧品でのケアをしっかりしてから、メイクに臨みましょう。
ポイント2:厚塗りせず、薄くてもしっかりカバーできる下地を選び、ファンデーションを薄乗せに
厚塗りの肌は、面接会場の蛍光灯の下で白浮きし、不自然に見えてしまいます。
また、パウダーファンデーションなどの粉類は、汗や皮脂を吸収して、ドロドロになってしまいやすくなります。
つやのでる肌色のリキッド化粧下地などで肌のムラやトラブルを自然にカバーし、パウダーファンデーションなどは、その上にフワッとブラシで乗せるのがおすすめです。
ポイント3:パール効果で自然なつや肌に!
ベースメイクを自然に見せる、小さなテクニックをご紹介。
パール効果のあるパウダーをおでこや頬、鼻、顎などの高い位置に軽く乗せると、光に当たったときに自然なつや肌に見え、健康的に!
就活用チーク
チークは、就活メイクの中では唯一色味が目立つ部分なので注意が必要です。
ポイント1:色の選び方
自分のもともとの顔色に合わせ、ピンク系、オレンジ系など自然に見える色味を見つけましょう。
一般的に、肌の白い人はピンク系、茶色寄りの方はオレンジ系にすると自然に見えることが多いですが、いずれの色味にしても、いかにもチークを塗っているという印象ではなく、何も塗っていないのに血色の良い頬、という見せ方ができればベストです。
ポイント2:自然な血色に見せるためのワンポイント
チークって、普段はすべてのベースメイクが終わった一番上の段階で乗せる方が多いと思います。
でも、就活メイクでは、おしゃれメイクとは違い、あくまで自然に見せることがポイント。
そこで、下地やベースの上に直接チークを乗せ、その上からパウダーファンデーションなどのパウダー類を乗せてみましょう。肌の内側から、じわっと暖色がにじみ、血色の良い素肌のような印象に近づきます。
就活用アイメイク
一歩間違うと、一気にケバい・怖い印象になってしまうのがアイメイク。
普段はまつ毛ばさばさの盛りメイクも素敵ですが、就活において「化粧の濃い子」という印象は避けたいもの。
でも、就活では目力で訴えることも印象としては大切です。どんなアイメイクがベストなのでしょうか?
ポイント1:アイシャドーの色味
ブラウン系のグラデーションが無難です。
まぶたの下の方、目に近いところは少し濃いめの茶色を、眉に近づくにつれては、元の肌色より気持ち色味のあるベージュ、くらいにグラデーションをしていくと自然に目力をアップできます。
まぶた全体に濃い色を乗せてしまうと、一気に“メイクしてます感”がでてしまうので要注意です。
もともと目が大きい方は、アイメイクに関してはここまででも、就活メイクとしては十分かもしれません。
ポイント2:アイラインのひき方
もうちょっと目力が欲しかったり、目の形に自信がない人は、アイラインで整えましょう。
目の形に合わせて描くことになりますが、目じりからはみ出しすぎないようにだけ注意します。
まつ毛の延長線のような、涼しげな目元になれば理想的です。
ポイント3:眉毛
実は、顔の印象を一番左右するとも言われるのが眉毛。
普段は前髪で眉毛が隠れている人も、就活では見せる機会が増えるのではないでしょうか。
眉毛のポイント1:もとの眉毛を活かした自然な眉毛に
就活においては、薄い方が良い、濃い方が良いなどは特にありません。
やはりここでも、ポイントは自然さです。
もともと眉毛の薄い人は、形を整える程度に、濃いめの人は元の眉毛を活かして形を整えましょう。
眉毛のポイント2:左右対称に整える
顔の左右対称性は、精神の安定や信頼感を印象付けることにつながります。
その、左右対称性に一番と言っていいほど影響するのが、眉毛です。
もともとの眉毛が均等な人なんて、実はなかなかいないもの。
自分はどちらの眉毛の方が高いのか、長さはどれくらい違うのかなどを細かく観察して、アイブロウで補う部分を検討してみましょう。
就活用リップメイク
面接は相手とお話する場です。一番動かす口が、ガサガサだったり、血色が悪かったりすると、相手も気になってしまいますよね。
ポイント1:まずは保湿
唇は繊細なパーツ。
乾燥などの環境の変化ですぐに皮がむけたりがガサついたりしてしまうので、まずはリップクリームでこまめに保湿しましょう。
ポイント2:血色がよく見える色を選ぶ
チークと同様、もとの肌の色によっても似合う色が変わってくるので、お店などで色々と試してみましょう。
唇の地の色によっても発色が変わるので、実際に試してみることが大切です。
少し離れて、顔全体を鏡で見たときに唇だけ派手に見えないか、馴染んでいるのかを確かめ、リップの色味によって、顔全体がぱっと明るく見えるようなら正解です。
就活メイクまとめ
就活メイクのコツは、何よりも自然さです。
化粧している?と思わせるような、それでいて健康そうに見えるメイクを目指しましょう。
もちろん、メイクをうまく乗せるには日頃の体調管理も重要です。
ESの締切や面接に追われることもありますが、適度な睡眠や運動を心がけ、お肌も笑顔も最高の状態に持っていきましょう!