新卒の通年採用が各企業で取り入れられる中、
「そろそろ本格的に就活を始めようかな」
と思いはじめた就活生も増えてきた時期だと思います。
就活ルールが廃止に向かう今、早期に就活を行うことは周りの学生とも差別化がはかれます。
就活を有利に進められるのはいうまでもありません。
そこで今回は今から就活を始められる方向けに
逆求人型就活サイト「offerbox」について紹介させていただきます。
1、「逆求人型就活サイト」とは
「逆求人型就活サイト」とは、一言で言えば
「企業側から興味のある学生に連絡をする」サイトです。
普通の求人サイトでは、
企業情報→エントリー→説明会(インターンシップ)に参加
の流れが一般的であるのに対し、
「逆求人型就活サイト」では、
自己PRといった「PR情報」の入力→企業側が興味のある学生に連絡→説明会(インターンシップ)に参加
の流れで進みます。
要するに企業側より「オファー」を受けることができます。
企業側は会ってみたい(採用したい)学生に「オファー」をするため内定まで最短距離で進むことも可能となっています。
2、「逆求人型就活サイト」活用の重要ポイント
今回はスカウトサービスである「offerbox」について紹介します。
企業からどのようにすれば多くスカウトがもらえるようになるか実体験を交えて工夫をお伝えします。
1、プロフィールを充実させる
プロフィールを充実させるほどスカウトを多く受けることができます。
「offerbox」では、基本情報(連絡先・大学名・志望業界など)のほかユニーク情報(自己PR・学生時代のエピソードなど)を全て登録すると多くのオファーを受けることができます。
2、入力情報の推敲
基本情報・ユニーク情報を入力後、自ら文章を読み直し「客観視」し自分の「人柄」や「能力」が伝わる文章か確認しましょう。
プロフィールを全部入力しても自分の「人柄」や「能力」が伝わらない文章では意味がありません。
文章を他者に読んでもらいフィードバックをもらうようにしましょう。
3、オファー後の流れ
実際に企業よりオファーが来た際どうすればいいのかを説明します。
1、企業情報の確認
企業よりオファーが来たらその企業の情報を確認してみましょう。
オファーには受けられる「枠」があります。
全てのオファーを受けてしまうとすぐに「枠」がいっぱいになってしまいます。
オファーを受けるかどうかの判断のために、企業情報を一番に確認してみましょう。
2、オファーの承諾
企業に興味を持ったら早速オファーの承諾をしましょう。
承諾は早ければ早いほど印象は良くなると考えていいと思います。
できる限り24時間以内に興味のある企業には承諾をするように心がけましょう。
4、実際に使ってみて
私が実際に「offerbox」を使って6ヶ月間の就職活動の間に15社程度からオファーをいただきました。
そのうち3社に興味を持ったためインターンシップに参加しました。そこで感じたメリットや体験談をお伝えします。
1、「offerbox」のメリット
実際に「offerbox」を使って感じたメリットは3点あります。
1つ目は「自分とマッチング度の高い企業と出会える」ことです。
企業は自分の会社とマッチング度の高い学生にオファーを出します。
興味を持った企業のインターンシップに参加したのですが、「ここで働いたら楽しいだろうな」、「ここの企業の社員の方と働いてみたい」と感じる点が多かったです。
2つ目は「待つだけで自分に合った企業からオファーがくる」ことです。
普通の就活サイトでは自分で情報を仕入れインターンシップや選考に参加します。
しかし「offerbox」では企業側よりオファーを受けることが出来ます。
自分に合った企業をわざわざ探す必要もありません。
オファーが来ればあとは本当に自分に合っているのかインターンシップや選考過程を通して考えるだけで内定を勝ち取れる可能性が大きいです。
実際にオファーを下さりインターンシップに参加した企業の中には別途1次選考免除や早期選考ルートなどといった特別な選考ルートの案内をしてくださった企業もありました。
3つめは「他の就職活動サイトに載っていない企業と出会える」ことです。
「offerbox」は比較的大企業よりベンチャー企業や中小企業よりオファーを受けることが多かったです。
だいたい大企業:中小企業の割合は2:8程度でした。
そのためなかなか知ることのできない時間に縛られない自由な働き方をしている企業やコミュニケーションコンサルティングといったあまり知られていないコンサルティングまで出会いのきっかけにもなりました。
中には大手就活サイトには求人を出さず「offerbox」にしか求人を出していない社員10人以下の少数精鋭のコンサルティング企業や、ある分野でのシェア率日本1位の人材企業までここでしかできない出会いがありました。
「offerbox」でしか出会えない自分に合った企業と出会えるかもしれません。
2、offerbox体験談
あるベンチャー企業よりオファーを受け「5day」のインターンシップに参加した経験について紹介します。
インターンシップでは、テレアポから営業同行まで実際の業務を一通り体験しました。
そこで感じたのは、共に働く「人」の重要性です。実際に5日間働いてみて、「この人たちと働いてみたい」「この人たちと成長していきたい」と短期間でも感じられるほど相性がいい企業だと言うことを感じました。
結果としてその企業には入社はしませんが、つながりを持ち続け連絡を取り続けています。
このように「offerbox」を通して「内定」を目指すだけでなく、社会人の方々とつながりを持つためのツールとしても利用するのもいいと思います。
3、〜番外編〜「Amazonギフト券」がもらえる
「offerbox」ではサイトを通じて入社を決定した場合「お祝いギフト」をもらえることができます。
Amazonギフト券1万円分をゲットすることができるのです。
学生にとってお得なことしかないツールとなっていますので是非利用してみてください。
5、逆求人型就活サイトのまとめ
今回は「逆求人型就活サイト」の「offerbox」について紹介させていただきました。
しかし、「offerbox」は就活支援サイトの1つにすぎません。
就職活動は情報戦でもあります。常に多くの情報を仕入れ、人の繋がりを広げていくことによって就職活動を有利に進めていくことができます。
「offerbox」は人との繋がりを増やすために大変有効なツールです。
是非利用してみてください。