この記事をお読みの方は、
- NNTとは何?
- NNTになってしまう人の特徴が知りたい
- 21卒で、就活がうまくいかない原因を知りたい
- 今すぐ内定が欲しい
上記のように考えているのではないでしょうか。
この記事では、NNTになりやすい人の特徴と、今すぐ就職先を決められる正しいやり方をお伝えします。
“NNT”とは何? 意味と特徴
就活生の4割強が知っているとされる、“NNT”という言葉。
以下で、この言葉の意味と特徴について見ていきましょう。
NNTの意味
NNTは「無い内定」の頭文字をとった言葉です。
周りが内定を獲得している状況の中、いまだに内定が出ないという就活生の状態を指しています。
とくに秋になっても内定がない人は、NNTに該当すると自分でも感じ始めるでしょう。
大学3年の時点で内定が出ている人や、4年のゴールデンウイーク明けには次々内定を獲得している人がいますよね。
一方、6月時点で内定が出ていない人は、だんだんと焦りを感じ始めるはず。
そして夏休み明けの9月でもまだ内定がないという人は、いよいよNNTになってしまったと感じて落ち込んでしまうのです。
NNTになってしまう人の特徴3つ
NNTの概要がわかったところで、NNTに陥りがちな人の特徴を、3つ挙げていきます。
すべてのNNTに当てはまるものではありませんが、正しい対策をしていくためにも、まずは自分が当てはまっていないかチェックしてみてください。
大手ばかりにこだわっている
NNTになってしまう人の特徴で最も多いのは、大手ばかりにこだわっていることです。
一流企業に憧れるのは良いですが、むやみに大手だけを受けるのは危険。
滑り止めの企業を確保していないと、一流企業すべてに落ちたとき、内定が1つもない状況になってしまうのは当然でしょう。
やりたいことが明確でない
やりたいことが明確でないのも、NNTによく見られる特徴。
大手ばかりにこだわっているという特徴にも通じますが、名前の知れた企業にさえ行ければ安泰だと勘違いしている人が少なくありません。
有名企業なら業界を問わないという人は、受ける企業の業界もバラバラです。
やってみたい職種、興味のある業界が明確でないと、自己アピールできず選考に落ちるに決まっています。
「他に受けている企業は?」と問われた際、業界に一貫性がないと答えられず、面接官には大手だけにこだわっている人間だと見透かされてしまうのです。
企業で働く意欲がない
そもそも企業で働く意欲がない人も、NNTには一定数います。
最初から別の目標を持って就活しない人を除けば、何となく周りが就活をしているから自分もやっているという人が多いのです。
本当は企業で働きたくないのに、無理やり取り繕っていても、情熱のなさは就活の結果に反映されるもの。
働くということへのイメージができていないと、何とか就職できたとしても、すぐに辞めてしまうでしょう。
NNTな就活生の正しい対策
ここからはNNTになってしまった就活生がとるべき、正しい就活対策を見ていきます。
NNTだからといって、決して悲観的にならず、冷静に対処していきましょう。
優良中小企業を視野に入れる
多くのNNTの人は、大手企業の選考に漏れた結果、秋以降も就活をしているでしょう。
しかし中小企業にも、優良企業はたくさんありますので、むしろ大手より活躍のチャンスが広がる可能性が高いです。
就職エージェントを利用すれば、すぐに優良中小企業を絞って紹介してもらえるので、自分で探す手間が省けます。
書類選考や面接の対策もしてくれるので、早ければ2週間程度で内定が出ますから、すぐ内定を得たい人は就職エージェントが必須です。
秋に登録すれば、年内に内定を獲得することも可能ですよ。
新卒枠にこだわらず既卒枠も狙う
新卒で就活してきた人は、既卒というと良いイメージを抱けないでしょう。
しかし既卒3年以内なら、新卒枠も狙えますし、良質な求人に出合いやすいです。
在学中であっても、9月以降は、既卒枠に応募することも可能になります。
さらに就職エージェントなら、既卒枠でも大手を紹介してもらえる場合があるのです。
既卒への悪い印象を捨てて、既卒であっても採用してくれる素晴らしい企業に巡り合えると考えた方が就職に成功できますよ。
やりたいことをまとめてみる
NNTになってしまった人は、改めてやりたいことをまとめてみましょう。
やりたいことが明確でない場合もあれば、こだわりが強すぎて自分に向いている他の仕事に気づいていなかった場合もあります。
やりたいことを明確にするだけで、正しいアピールにつながる自己分析ができますよ。
NNTからの就活成功には自己分析が不可欠!
NNTからの就活成功のカギは、何より自己分析です。
大手に縛られていないか、やりたいことが明確かなど、NNTになった原因を自己分析で突き止めること。
正しい今後の対策を立てて、今すぐ優良企業から内定をもらいましょう。