「自分を一言で表すと?」という質問の答え方のポイントと例文

就職面接で時々こんなことを聞かれます。

「自分を一言で表すと?」

芸能人ならいざ知らず
いきなり聞かれても中々答えられないですよね。

長く話すこと以上に短く簡潔に伝えるというのは難しいものです。
だからこそ、事前に対策しておくことが重要です。

そこで今回の記事では以下のポイントを紹介します。

・「自分を一言で表すと」という質問で何を見られているのか
・答えるときに何を気をつける必要があるのか
・例えばどのように答えればいいのか
事前に対策をすることで他の就活生に差をつけてしまいましょう。

「自分を一言で表すと」という質問で何を見られている?

面接

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就活生の人柄が知りたい

まず質問の文言通り就活生の人柄を知りたいというのが
面接官の意図です。

面接官の方は、面接にやってきた就活生が
何に興味があって、どんな性格で、どんな強みを持っているのか
を知りたがっています。

就活生の人柄を知ることで、

「一緒に働きたいと思える人かどうか」
「会社と相性の良い人材かどうか」

を判断したいとのです。

就活生の自己分析の深さを測りたい

ただ人柄を知るためであれば「一言」にする必要はありませんよね。
あえて「一言」という制限をつける理由はいくつかあります。

その1つが就活生の自己分析の深さを測りたい、というものです。

もし「長さも時間も無制限で話してください」と言われれば
一つ一つ丁寧に何個でも、自分の興味や強み、性格を伝えることができますが
「一言」と言われるとだらだらというわけにはいきません。

本当に伝えたいこと1つを伝えることになるわけです。

哲学者パスカルはこんなことを言っています。
「時間がないから長文になった」

本当に伝えたい1つのことを絞り出すためには
自分のことを多角的にみて、よく分析し、いろいろな特徴を比較する必要があります。
あれもこれも伝えたいと思う中で、1つに絞らなければなりません。

短く簡潔に、かつ、十分に伝えるためには
その裏での深い分析が必要なのです。

ですから「自分を一言で表すと?」で
うまく自分のことを表せていることは
自己分析の深さを証明することになるのです。

コミュニケーション能力を測りたい

「自分を一言で表すと」というのはすなわち
自分にキャッチコピーをつける、ということです。

キャッチコピーで興味をひいて
その後のエピソードでより詳しく説明することができるというのは

高いコミュニケーション能力を持っていることの表れなのです。

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「自分を一言で表すと」に答えるときの3ポイント

強みをアピールできるフレーズにする

自己分析に基づいて自分を一言で表すときは
自身の「強み」をアピールすることが望ましいです。
特に、その会社にとって役に立つ強みがいいですね。

例えば、英語を使うことが一切ないような会社で
「まるでネイティブのような英語力」とか言ってもあまり意味がないわけです。

自己分析の中で、志望企業にアピールするにふさわしい強みを見つけ出し
それを一言で表現しましょう。

一言を補強する体験を話す

一言で表した後には
必ずそれを補強するエピソードを話しましょう。

一言で伝えて、「なるほど、では次の質問です」
とはならないわけですね。

あくまで一言は興味を引くための一言。
そのあとはより詳細に経験や具体例で補足していきます。

逆に言えば一言の方は
そこまで具体的ではなくてもいいわけです。

奇をてらいすぎる必要はない

キャッチコピー、というと芸人さんについているような
すごくキャッチーなものを考えねばいけないのか!と思うかもしれませんが
そんなことはありません。

広告業界など、キャッチコピーを作ることが仕事に直接つながる業界ならいざ知らず
何もキャッチコピー作成能力をみているわけではありません。

キャッチーな一言を考えて興味を引くことができれば
それはもちろんプラスにはなりますが

めちゃめちゃ凝ったキャッチコピーを考えねばいけない
と気負い過ぎてしまうのも考えものです。

一言+エピソードでしっかりと
強みや性格を伝えられることが重要です。

自分を一言で表す例文

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成長意欲や好奇心をアピール

・「毎日一歩の前進」
・「挑戦してこそ人生」

成長意欲や好奇心をアピールすることで
入社後も知識やスキルを身につけて、挑戦していく姿勢を示すことができます。

真面目さや几帳面さをアピール

・「真面目さに定評あり」
・「手帳と時計が内蔵済み」

真面目さや几帳面さは、管理能力などが問われる職種で
求められる能力です。

協調性をアピール

・「なんでもつなげる接着剤」
・「チームの裏のリーダーです」

チームワークが重要な職種で大切なスキルですね。

元気さ、明るさをアピール

・「晴れ男(女)です」
・「真夏の太陽です」

明るい人がいると職場が盛り上がりますね。
接客業などでは元気さや明るさというのはとても大事ですね。

頑固さ、粘り強さをアピール

「石の上にも三年」
「初志貫徹」

四字熟語やことわざを使う方法もありますね。

「自分を一言で表すと」もしっかり対策してアピールチャンスにしよう

business

「自分を一言で表すと」というのは
中々難しい質問ではありますが

一言で興味をひいて、エピソードで補強できれば
最高のアピールチャンスです。

自分にキャッチコピーをつけておけば
入社後も含めて、それ以降の自己紹介でも使えますし
考えてみると結構面白いものですので

是非この機会に考えてみてください。
そして自信を持って、一言で自分を言い表してしまいましょう!

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