この記事を読んでいるあなたは
- グループディスカッションで選考落選してしまった。
- グループディスカッションというものがわからない
- これからグループディスカッションに挑戦する人
といった人なのではないでしょうか?
今回は、21卒として就活し、グループディスカッション負け無しだった私が、グループディスカッションの注意点、コツなどをシェアしようと思います!
就活におけるグループディスカッションとは何か?
「グループディスカッション」
就職活動を始めると聞くようになる言葉だと思います。
初めて聞くという方もために、まずグループディスカッションそのものについて説明します。
グループディスカッションの定義
グループディスカッション、企業ではGDと略して呼称する企業も多いです。
一般的には、選考の初期段階(ES後や1、2次選考)で行われることが多いGD、企業によっても様々ですが、4〜6人のグループで
与えられた課題をこなしていくというものです。
グループディスカッションの一般的な進行
まず企業側が学生をグループごとに分け、課題を提示します。
その後、自己紹介、役割決定、時間配分決定、アイデアを出す、アイデアの整理、まとめ、発表の準備というのが大まかな流れです。
ここで1点コツがあります。それは、自己紹介は企業が課題を出す前に可能ということです。これには
・制限時間外で行うことにより時間の短縮
・お互いの人柄をGD開始前に理解し、円滑な進行が可能
といったメリットがあります。選考は実際に課題が与えられてからとされていますが、人事は選考開始前も見ています。
ライバルが気を抜いているこのタイミングに差をつけましょう!
就活のグループディスカッションにおける企業の評価軸
企業は、就活生である皆さんのどんな能力を見ているのしょうか?
それは、「協調性」、「論理性」この2点です。
グループディスカッションを行う企業の意図
GDはどういった意図で行われるのでしょうか?これを理解すると突破に大きく近づきます。
上記でも触れたように、GDは選考の初期段階で行われています。これが何を意味するのかというと、GDでは優れた人を見抜くというよりも、「力不足の人間への足切りという側面強い」がということです。
企業側は、「優れた人材を採用したいが全員に対して個人面接をする時間がない」というジレンマを抱えています。そこで、大人数を一斉に選考できるGDという方法をとります。
つまり、GDでの企業側の目的は、「協調性、論理性に欠ける人間を落とす」ということです。
協調性の重要性
大手企業10社以上のGDを突破した私の体感で、協調性はGDにおいて最も需要なポイントです。
協調性について気をつけるべきことは、雰囲気作り、集団の中での動き、反対意見への対応です。
GDを行う上で意見の対立がおきますが、その場合の正解は自分の意見を押し通すことではありません。自分の意見を伝えつつ相手の意見を理解し、共に最善策を導く姿勢こそが評価されます。
論理性の重要性
論理性はGDにおいて重要な評価項目の一つです。論理的な部分がどうやって評価されるかというのは非常に難しいと思います。
ただ上記でも触れたように、GDは足切りの手段として使われています。つまり、ここで気をつけるべきことというのは、「論理的矛盾を避ける」という点です。
具体的には、「自分の意見に一貫性を持つ」、「物事を順序立てて説明する」この2点に気をつけながらGDを進めていきましょう。
就活成功のカギであるグループディスカッション対策
GDとは何か、GDを行う企業の意図を理解したところで、具体的な対策、攻略方法について説明していきます。
GDの選考を受ける前に、以下の4点について注意していきましょう。
グループディスカッションの練習を行うべき
まずGDの練習は絶対に行うべきです。GDは就職活動で初めて経験するといった人がほとんどなので、経験が0と1では大きな差が生まれます。
練習については、友達とGDの練習をすることよりも実際に自分の志望度の低い企業で練習することをお勧めします。
初対面の人との連携、自己紹介も含めてのGDなので友人と行うよりも実戦で練習することを強くお勧めいたします。
リーダーに立候補すべきなのか?
結論から申し上げますと、立候補する必要はありません。必要がないだけで、もちろん立候補しても問題ないです。
私は一度も立候補しませんでしたが、全企業に合格することができました。リーダーに立候補することで、喋りすぎて協調性を乱してしまうと考えたからです。
リーダー、タームキーパーなど役割はありますが、無理に立候補して失敗することよりも、自分らしく振る舞えることを心がけましょう。
グループディスカッションのNG行動
GDにはいくつかのNG行動があります。以下の5点に気をつけて行動しましょう。
・他人の意見の否定
・話の脱線
・意見の押し付け
・チームでの空気感を悪くする
・時間の把握漏れ
企業別に対策を行うべき
より高度なレベルになってくると企業の特色を理解してGDに望むことをお勧めします。
具体的には、コンサルやIT、メガベンチャーの選考では、論理性を重視する傾向が強く、自分の意見を強く持つことが求められます。
また一般的な営業職では、傾聴力、対話力といった協調性を重視する傾向があります。
自分の志望企業の文化や、社風を理解し、対策することが必要になってきます
就活でグループディスカッションを突破するには
初めてのGDから上記で触れた全てのことを意識して行っていくのは、難しいと思います。
そのため、最低限気をつけるべき3点をまとめました。
・経験を積む
・人の意見を否定しない
・受かることより落とされないことを意識する
今年度は変則的な例年とは変わった就活になってると思いますが、皆様の成功を願っています。