人事担当のゆいきちです。
今回は就活での「靴」の重要性についてお伝えいたします。
さて、就活と「靴」にどんな関係性があるのでしょうか?
よく服装に目が行きがちですが、就活生が会社にきたときは服装だけでなく、足元もよく見られています。
『身だしなみは足元から』という言葉があるようにどんなにきれいに着飾っていても足元が残念だと印象はよくありません。
そこで今回は就活での「靴」の重要性について人事担当の経験を踏まえてお伝えします。
就活ではなぜ靴を見るのか?
さて、冒頭でもお伝えしましたが、足元も含めての身だしなみです。
ビジネスにおいて、身だしなみはその人の第一印象を決める大きなポイントです。
特に営業系で客先に行く際は身だしなみが整っていないと信頼されずにビジネスチャンスを失うということは今の時代においてもよくあります。
そのビジネスマンとしての要素をそなえているかどうかを身だしなみで判断する面接官も少なくないと思います。
実際に私が採用担当であったときに営業系を経験された役員の方は身だしなみにとことんこだわっていました。
その役員の方は特に足元を見ていました。目に入りやすいスーツなどは気をつけていても、足元がおろそかになっている人間は詰めが甘いという持論をお持ちの方でした。
確かにすみずみまで配慮ができる人は活躍している傾向がありましたので、長年の経験から導き出された持論であったのだと思います。
こういった方は他にもいらっしゃるのでは?と思っております。
一方、とある学生さんに『身だしなみなんて学生に求めないでください。そんなの習っていないです。』なんて言葉をかけられたことがありました。
身だしなみについて習っていないのでわかりませんでしたというのは言い訳としてとらえられることが多いです。
なぜなら、ビジネスマンになった際には身だしなみに気をつけるのは「当たり前」として細かく教えてくれないこともあると思います。
そう考えると自分への先行投資と考えて、大学内で行われる就活講座においても身だしなみ講座がありますので、きっちり習ってくることをおススメします。
いずれにしても靴にこだわることは第一印象をよくする事につながります。
リクナビでも、就活における適切な靴ついて言及しているくらいです。
就活では、スーツに合わせて靴も用意する必要があります。でも、「どんな靴を選べばいいかわからない」と悩んでいる方もいるので…
さて、次のテーマでは靴に関する都市伝説とNG行為についてお伝えします。
就活での靴に関する都市伝説
靴に関して、様々な都市伝説とNG行為がありますので、ご紹介させていただきたく思います。
先のとんがった靴を履いてくると落ちる
この都市伝説について何回か耳にしたことがありますが、先に結論を言うと『そんなことはありません』。
確かに年配の方だと先がとっがっている革靴は「チャラい」というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、
最近はだいぶ先がとがっている靴も増えてきますからね。
ただし、上述していますが、「チャラい」というイメージをお持ちの方はいらっしゃいますので、不安でしたら人事の方に聞いてみてもよいかもしれません。
ブランド物の靴を履いてくると落ちる
これも先のとんがった靴と同じで、結論からお伝えすると『そんなことはありません』。
これも好き嫌いの話が含まれているので都市伝説化したのだと思いますが、ブランドものであったとしても汚れがないきれいな状態であることが大事です。
ちなみにブランド物を身に着けてくると落ちるという都市伝説は他にもよくありますが、一部にそのような会社があるのは事実です。
しかしながらそんな会社ばかりではありませんので、心配しすぎないようにお願いします。
就活での靴に関するNG行為
革靴以外をはいてくる
企業訪問や面接身だしなみが「自由」と指定されない限り、スーツで訪問することが基本になると思います。
スーツの場合、靴は革靴となります。
私が現職の採用担当であったときよくあったのが、『靴は黒ければ良い』という思いこみから黒のスニーカーで来られた学生さんもいらっしゃいました。
決して色が問題というわけではありません。
靴ひもがほどけている
これは当たり前かもしれませんが、靴ひもがほどけているとみっともなく見られますので、ひもタイプの靴をはかれる方はよくチェックをしておくとよいと思います。
汚れのある靴
革靴だと汚れは目立ちにくいと思っている方も多いと思いますが、ふとした瞬間に汚れに気づくものです。
企業訪問や選考試験に行く際には汚れがないか確認することが必要です。
靴下が短い
靴には直接関係ないですが、靴下についてもくるぶしまでの靴下は控えた方が良いです。
昔からのビジネスマナーでは座った時にズボンのすそから地肌が見えないことがよしとされていたのです。
面接時には人生経験が豊富な方が対応されることも多いので、靴下もすねまでの長さがあるものをはかれると良いと思います。
番外編:靴の色
靴の色について面白い話があります。
とある会社では服装の色にあった靴の色になっているかということを見ているそうです。
その会社はアパレル関係の会社で、試験のスーツも黒系でなくてもよいという会社です。
黒系だと靴も黒がオーソドックスですが、このような服装のセンスを見ている会社においてはケースバイケースということで対応していただければと思います。
就活での靴の重要性のまとめ
ということで、今回は靴に関するテーマでお伝えしてきました。
いずれにしても靴は選考試験においては参考程度としてとらえられがちですが、面接官によっては重要なポイントとなっている場合もありますので、細心の注意を払いましょう。
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